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むち打ち対策の知識17
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識17】
■【特別な検査】1)SSEPP(誘発電位)はグレード3の患者に専門家か外科医の判断で実施されるべき。2)EMG(筋電図)や神経ブロックはグレード2および3の患者に専門家か外科医の判断で実施されるべき。http://1.usa.gov/LYNegq
頚部の症状に加えて筋骨格系所見がある「グレード2」と、頚部の症状に加えて神経学的所見がある「グレード3」では、特別な検査が必要になる場合があるということです。
今日は【むち打ち対策の知識16】
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識16】
■【画像検査】1)グレード1および2の患者に断層撮影・CTスキャン・MRI・ミエログラフィー・椎間板造影・シンチグラフィー・血管造影の適応はない。2)画像検査はグレード3の患者に専門家か外科医の判断で実施されるべき。http://1.usa.gov/LYNegq
頚部痛・凝り・圧痛だけで理学所見に異常のない「グレード1」と頚部の症状に加えて筋骨格系所見がある「グレード2」はCTやMRIといった特殊な画像検査の必要はなく、それらは頚部の症状に加えて神経学的所見がある「グレード3」だけに限られるということです。
今日は【むち打ち対策の知識15】
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識15】
3)時には屈曲位か伸展位での撮影を必要とするかもしれない。4)意識がはっきりしていて理学所見のないグレード1の患者は、知覚麻痺をきたすようなアルコールや麻薬といった薬物の影響がみられない限り単純X線撮影は必要ない。http://1.usa.gov/LYNegq
頚部痛・凝り・圧痛だけで理学所見に異常のないグレード1は、基本的に画像検査の適応ではないということです。腰痛疾患と同じように、何でもかんでも画像検査を行なうのは明らかに過剰診療です。
むち打ち対策の知識14
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識14】
■【単純X線撮影】1)グレード2および3の患者は、頚椎の単純X線撮影が必要で前後像・側面像・開口像を撮影すべきである。2)また7個の全頚椎とC7-T1の椎間板スペースが撮影されていなければならない。http://1.usa.gov/LYNegq
筋骨格系所見と神経学的所見がある患者のレントゲン写真を撮る場合の注意点です。
平成30年4月のお休み
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むち打ち対策の知識13
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識13】
3)可動域の評価(屈曲・伸展・回転・側屈)。4)上肢と下肢の神経学的テスト(腱反射・知覚検査)。5)合併症の評価。6)必要に応じて一般的臨床検査。http://1.usa.gov/LYNegq
こうして書き出してみるとWAD(むち打ち関連障害)より腰痛疾患の理学検査の方が簡単ですね。
むち打ち対策の知識12
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識12】
■【病歴聴取】病歴聴取は全グレードのWAD患者に必要で以下の情報が含まれるべきである。1)生年月日、性別、職業、家族構成、婚姻関係。2)むち打ち症を含む首の問題の既往歴。3)痛み、筋緊張、麻痺、筋力低下、頚椎以外の症状。http://1.usa.gov/LYNegq
腰痛疾患と同じようにWAD(むち打ち関連障害)も病歴聴取でかなりのことが判ります。グレード4の骨折や脱臼だけは見逃さないようにしましょう。
むち打ち対策の知識11
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識11】
ケベック特別調査委員会はWAD(むち打ち関連障害:whiplash-associateddisorders)の診断法として「病歴聴取」「理学検査」「単純X線撮影」「画像検査」「特別な検査」について勧告を出している。http://1.usa.gov/LYNegq
これからWAD(むち打ち関連障害:whiplash-associateddisorders)の診断に関する臨床勧告をご紹介します。
平成30年3月のお休み
カテゴリ: お休み