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平成30年7月のお休み
カテゴリ: お休み
むち打ち対策の知識24
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識24】
■【マニピュレーション】長期間にわたる治療は正当化されないが、短期間ならWADの治療に脊椎マニピュレーションを用いることができる。ただしこのテクニックを行なうのは有資格者に制限すべきである。http://1.usa.gov/LYNegq
限られたエビデンスながらも、カイロプラクティックのような脊椎マニピュレーションが推奨されています。
むち打ち対策の知識23
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識23】
【頚椎枕】頚椎枕(サービカルピロー)の有効性はRCTで証明されていないため、WAD(むち打ち関連障害:whiplash-associated disorders)に頚椎枕を処方してはならない。http://1.usa.gov/LYNegq
多種多様なサービカルピローが市販されていますけど、こと「むち打ち症」に関しては使用するべからずという勧告です。高価な壺や掛け軸を買ってもむち打ち症は治らないということですね。
むち打ち対策の知識22
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識22】
【安静】安静の有効性はRCTで証明されていないため、グレード1の患者に安静を処方してはならない。回復が遅れるのでグレード2や3の患者に4日以上の安静を処方してはならない。むしろ普段通りの生活を送るよう勇気づけること。http://1.usa.gov/LYNegq
腰痛疾患同様これもむち打ち症にまつわる迷信のひとつです。安静が有効であるという研究はこの地球上に存在しません。日本にはびこる古い考え方を根拠のある事実に置き換えなければ、最善の治療ができないばかりか回復を遅らせてしまいます。一日も早くそれに気づくことを切に願っています。
今日は【むち打ち対策の知識21】
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識21】
【頚椎カラー】頚椎カラーの有効性はRCTで証明されていないため、グレード1の患者に頚椎カラーを処方してはならない。たとえグレード2や3の患者に処方したとしても、回復が遅れるので72時間(3日間)を越えてはならない。http://1.usa.gov/LYNegq
むち打ち症といえば頚椎カラーを想像する日本人が多いと思いますけど、その有効性は認められていませんし、回復を遅らせる危険性すらあります。頚椎カラーはむち打ち症にまつわる迷信のひとつです。
今日は【むち打ち対策の知識20】
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識20】
■「モビリゼーション」「運動」「姿勢のアドバイス」「スプレー&ストレッチ」「牽引」「物理療法」「外科手術」「ステロイド注射」「無菌水注射」「薬物療法」「その他の治療」である。http://1.usa.gov/LYNegq
文字数制限がありましたのでここでもう一度。「頚椎カラー」「安静」「頚椎枕」「マニピュレーション」「モビリゼーション」「運動」「姿勢のアドバイス」「スプレー&ストレッチ」「牽引」「物理療法」「外科手術」「ステロイド注射」「無菌水注射」「薬物療法」「その他の治療」に関する勧告をご紹介します。
今日は【むち打ち対策の知識19】
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識19】
ケベック特別調査委員会はWAD(むち打ち関連障害:whiplash-associated disorders)治療法として、次の15について勧告を出している。すなわち「頚椎カラー」「安静」「頚椎枕」「マニピュレーション」http://1.usa.gov/LYNegq
これからWAD(むち打ち関連障害)の治療法に関する勧告を紹介していきますけど、ここで診断について簡単にまとめておきます。頚部痛・凝り・圧痛だけで理学所見に異常のない「グレード1」にレントゲン撮影などの画像検査は必要ありません。頚部の症状に加えて筋骨格系所見がある「グレード2」と頚部の症状に加えて神経学的所見がある「グレード3」はレントゲン撮影が必要ですが、基本的にCTやMRIなどの画像検査の適応はありません。
平成30年5月のお休み
カテゴリ: お休み
むち打ち対策の知識18
カテゴリ: むち打ち対策
今日は【むち打ち対策の知識18】
3)WAD(むち打ち関連障害)患者に対するその他の特殊な検査は、すべて専門家か外科医の判断に任せるべき。http://1.usa.gov/LYNegq
WAD(むち打ち関連障害)患者に画像検査以外の精査が必要か否かは専門家の判断に委ねられるということです。